ファイリングをする際、必須のアイテムがラベルライター。商品名で「テプラ」と呼ばれていたりします。(当社で使っているは、ブラザー社のピータッチですが)
手書きでも済むといえば済みますが、やはりラベルライターを使った方が、見栄えがよいです。アメリカの整理術系の本を読むと、必ずこれを使えというアドバイスが書いてあります。
先日、これを使おうとしたのですが、ラベルテープが空でした。誰かが使って、補充していなかったのですね。ありがちなことです。些細なことです。ですが、何かを象徴しているような気がします。
つまり、次に使う人、あるいは次に使う時のことを考えていないのですね。仕事を段取りよく進めるという観点からすると、これを放置して平気でいるということ、まったくの落第です。
もっとも、なくなったことに気づき、既にアスクルに発注をかけていて、納品を待っている途中なのかも知れません。ですが、これも落第です。
本来なら、最後のラベルカートリッジをセットした時に、発注をかけておく必要があります。そうしなければ、使えなくて不便する時間を過ごさなくてはなりません。段取り、悪いですね。
ラベルテープに限ったことではありません。コピー用紙を使うなら、最後の一束をコピー機に補充した人は、「紙、もうありません!」と声をかけ、発注を促す“責任”があるはずです。他の備品についても、同様です。
些細なことですし、ありがちなことです。
ですが、必要なものを必要な時に使えないという事態を引き起こす、このような「不作為」は、時として、重大な問題を引き起こします。そこまでいかなくても、働く仲間にストレスを与え、場合によっては、余計な時間やお金を使うこととなり、コスト増要因となります。
この問題の本質は、「段取りが下手」ということです。段取りとは、将来を見据えて備えをしておくことです。備品の管理もそうですし、経営という行為そのものも、将来の自社の存続・発展へ向けて、あらかじめ手を打っていくことです。
備品の管理が満足にできないとすれば、一つの部門・部署を管理したり、会社を経営したりといったことは、とても望めません。「小事に忠実な者は、大事にも忠実なり」という新約聖書の言葉があります。備品の管理といった小さなことも、将来へ向けての自分の成長のためには、大切な仕事なのだと受け止めていただきたいと思います。
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